オールインワンゲル豆知識

そもそも、オールインワンって?

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現在、化粧品店やバラエティショップ、通販など、スキンケアアイテムを探すと必ず目にする「洗顔後はこれ一個」のオールインワンゲル。
スキンケア製品を使用する年代の女性であれば、おそらく知らない人はいないと思います。

特に詳しい解説をする必要もないような気がしますが、このページではそもそもオールインワンゲルの定義や現在のスキンケア・コスメ業界における市場規模、主な機能や種類についてまとめてみました。

 

そもそも、オールインワンって?

そもそも、一般的にスキンケアのアイテムは、「化粧水」「美容液」「乳液」「クリーム」の4種類に分かれていて、それぞれ役割が異なります。(現在は導入美容液と呼ばれる洗顔後最初につける美容液もありますが・・・)
いまさらですが、元々美肌を作りの基本は、”乾燥やクレンジング・洗顔などで足りなくなったお肌の水分を保水して、潤いが逃げないようにフタをする”ことがメインです。
そのためのステップとして、それぞれのアイテムの機能を細かく解説すると、

(1)化粧水
洗顔後は、天然のバリア成分である皮脂が落ちた状態になっているので、そのままにしておくと肌の水分はすぐに失われてしまいます。
化粧水はそのために使用するのですが、”じゃあ、霧吹きで水でもかければいいじゃん”とも思うのですが、なかなかそんなわけにはいかないようです。
元々私たちの体には、余計なものが皮膚の奥に入らないようにする色々なバリア機能があります。そのおかげでお肌や体は日ごろ正常に保たれるのですが、基本的に只の水も皮膚の表面にしかとどまらないのですぐに乾燥してしまいます。
化粧水には皮膚を柔軟にするエモリエント剤、さまざまな保湿成分などを配合することで、肌に浸透し、とどまりやすくする効果があります。

また、お肌に水分をとどまらせることによって、その後に使う美容液や乳液の美容成分を浸透しやすくする効果もあります。
(2)美容液
基礎化粧品の中で、最もバラエティ豊かで、色々な効果をもたらしてくれるのが美容液です。美容液は基本的に”保湿+悩み別の有効成分”をお肌にプラスするために使用します。
「シワが気になる」「シミをなんとかしたい」「たるみ・毛穴をケアしたい」など、悩みや年代別に色々と使い分けることが可能です。
また、基本的な機能も、化粧水と一体型のような使用方法が可能な水っぽいテクスチャのものから、ねっとりとした乳液タイプのものまで様々です。
(3)乳液
乳液は、化粧水の部分に記載している、”洗顔後落としてしまった皮脂”を補うために油分を追加し、お肌の皮脂が再び補給されるまでの間、乾燥を防ぐフタの役割をすることが主な目的となっています。
そのため基本的にはねっとり、もっちりしたテクスチャーになっています。もちろん、美容成分を追加するための機能もありますが、乳液に配合される美容成分は主に脂溶性でお肌の表面に働きかける美肌成分が主になっていることが多いです。
(4)クリーム
乳液よりも多くの油分が配合されていて、年齢肌でお肌の潤いが少なくなっている人には必須のアイテムです。また、これまでの手順で与えてきた有効成分をお肌に閉じ込めるフタの役割もしています。

オールインワンゲルとは、原則的にはこれらの(1)~(3・4)や(2~4)など、複合した機能を果たし、保水→保湿までを行いながら美肌に効果的な有効成分を追加する機能を持ったスキンケアアイテムです。

 

オールインワン化粧品の主な機能

時短!低コストを実現するオールインワン化粧品

前述の通り、オールインワン化粧品とは、基本的には「化粧水・美容液・クリーム」の機能要件を一個で満たしたものがほとんどです。

十分な水分と乾燥を防ぐための機能を持たせるために、「水」と相性の悪い「油由来」の成分とは異なる保湿成分を使用しているため、形状はクリーム状ではなく、みずみずしいゲル(ジェル)状であることが一般的です。
また、一般的な宣伝方法としては

・化粧水
・美容液
・乳液
・クリーム
・化粧下地

と、5つの機能をメインにしていますが、メーカーによっては、

・アイクリーム
・マッサージクリーム
・パック(洗い流す)

の利用が出来るとし、”これ一個で8つの機能”と宣伝しているものも多くあります。
個人的な意見ですが、よりスペシャルな目元シワ改善機能が必要なアイクリームと、高濃度な美肌成分を導入させるためのパックはちょっと無理があるかなぁ~なんて思わなくもないです(汗)

オールインワン化粧品の種類

現在世間では様々なオールインワン化粧品が発売されていますが、ベースとなる形状・タイプは主に2種類に分かれています。

(1)ゲル(ジェル)タイプ

最も有名且つ、多いのが”オールインワンゲル”タイプです。もう、多くの女性は”ゲル”と言うだけでどんなモノかご想像が付くかと思いますが、想像通りのみずみずしいプルプルのジェルです。
この形状がもっとも水分と油分のバランスが良いそうで、”これ一個”タイプはほとんどゲル状です。

尚、ターゲット年代や嗜好性・機能的な方向性にあわせ、さらっとした水っぽいゲル、クリームや乳液に似たもっちりとしたテクスチャーのゲルに分かれています。

(2)乳液・ローションタイプ

最近多く出ているのが、ゲル状ではなく、どろっとした乳液上のオールインワン化粧品です。後述しますが、より強い保湿間や保水のためにオールインワンゲルの前に「化粧水」を別途使用する方も多いのですが、
このタイプのオールインワン化粧品の多くは、”化粧水+これ一個”と謳っている製品が多く、美容液・乳液(クリーム)・化粧下地の、2in1、3in1のような製品がほとんどです。

 

オールインワン化粧品の市場規模

スキンケア製品の多機能化が進む現在の市場で、一見すると多機能とは間逆のシンプルケアであるオールインワンゲル。元々はドクターシーラボの「アクアコラーゲンゲル」のヒットを受けて拡大した路線で、長くドクターシーラボと新日本製薬(ラフィネパーフェクトワン)が2強として君臨してきましたが、大小さまざまなメーカーがオールインワンゲル市場に参入し、業界誌の発表によると、現在スキンケア製品は6500億円市場といわれていますが、その10%の650億円前後のシェアとなるほど大きな市場となっております。

その背景には多機能化するスキンケアの中で一定の割合で「シンプル・時短ケア」のニーズが高いことや機能的には画一的だったオールインワンゲルも現在は研究が進み色々な肌ニーズにこたえる「ゲルの多機能化、スペシャルケア化」が進み、多くの年代にマッチする様々な製品が出ていることが要因のようです。
なので、10年ほど前によく耳にした(管理人は)”オールインワンゲルだけでは足りない”という話もあまり聞こえてこなくなりました。

なんとなくの印象ですが、ここまでくると、3ステップ、4ステップのスキンケアはもちろん見合った効果はありますが、それ以前に「あれこれやるのが好きな人」向けの製品で、本当はオールインワンゲルのようなシンプルケアでお肌には十分なんじゃないかなぁ~とも思ったりするのは極端な意見ですかね?・・・

 

オールインワン化粧品の年齢別利用度

オールインワンゲルは20代後半から全世代で人気!

インターネット上で見つけた「クロス・マーケティング社」のデータによると、オールインワンゲルは全世代で30%~50%程度のシェアを誇っているという調査結果が出ています。
また、他の調査では「一回でも試したことがある」と回答している人が80%程度と、現在多くの人が関心を寄せていることがわかります。

年代別で見ると、20代前半の若い世代と、50代以上の多くのアイテムを使用してきた世代の利用度が少なく、仕事や子育てに忙しい20代後半から30代後半までの利用シェアが一番多い結果が出ています。

 

オールインワン化粧品のニーズ

インターネット上で探すことが出来る市場のリサーチデータによると、オールインワン化粧品に求める基本的な効果は、「低コストで高い保湿効果」というデータを多く見かけます。
これは、オールインワンゲルを求める方の多くが、「強い肌コンプレックスを抱えていない」方であることが読み取れ、オールインワンを利用しているほとんどの方が、いわゆる一般的なスキンケア市場の層であり、特に大きな肌悩みが無ければ出来るだけシンプルにスキンケアしたいというニーズの表れかもしれません。

尚、保湿について多いニーズは「シワ・たるみ」に対するニーズとなっており、オールインワンゲルでエイジングケア効果を求める層が増えていることがわかります。

また、上記は一般的なネットで見かけるリサーチデータですが、@cosme等で色々調べると、オールインワンゲルは意外にも

・超敏感肌
・アトピー肌

の方にも多く使われていることがわかります。

超敏感肌やアトピーの方はお肌の刺激に弱いので、通常の何回も手が触れるスキンケアではその分刺激になってしまったり、余分な成分を重ねることになるので、一回ですむオールインワンゲルはお肌に優しくて良いという意見も多く見ることができます。

 

まとめ:これからも高機能化が期待できるスキンケアです!

前述の通り、オールインワンゲル・化粧品の市場は今後ますます拡大すると予想され、多くのユーザーが使うほど色々なニーズや世代に合わせた高機能なオールインワン化粧品が開発されることが予想されます。
当サイトはオールインワンゲルを10年以上使い続けているゲルマニアな管理人が色々試した中で目的別、ニーズ別でこれはいいな!と、思う、大手以外の製品をご紹介しています。

オールインワンゲルがはじめての方も、”もっと自分に合うものを”探している方も、何かヒントになると思いますので是非お役立てください。

 

 

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